アイランドタワークリニックはFUTの方が良くてもFUEを勧めてる?

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一番最初のブログ記事で、アイランドタワークリニックのいけないところは

FUEしかしない所

と書きました。その”心”はということで、続く記事で

まず、自毛植毛ありきで必要のない人にまで勧めていないか?

そして、最後に今回の記事の内容になります。

FUTの方が良くてもFUEを勧めていないか?

FUEとは自毛植毛手術の方法で、移植するための毛穴の組織を後頭部から採取する時にメスを使わずに、1つ1つ特殊な機器を使ってくりぬく主義です。

これまで主流だったFUTというメスで頭皮を帯状に切り取る手技に比べ、痛みも少ないし、傷跡も目立ちにくいという事で患者からも人気の手技です。

ただ、この手技にはデメリットもあります。

採取グラフトのダメージで生着率が低い

移植する毛穴組織を頭皮からくり抜く時に、途中で切断してしまったり、必要な組織を全部取り切れずに毛穴組織が傷つくこともあります。

それだけに、移植後の毛穴組織の生着率が下がる傾向があります。

一方FUTは切り取った頭皮を顕微鏡下で丁寧に切り分けていくので、毛穴組織が傷つくリスクがぐっと下がります。

そういう意味では、どうしてもFUTのメスの痕がイヤだとかでないなら一般にはFUTを勧めるべきだそうです。

時間がかかるので大量植毛に向かない

一つ一つ毛穴組織を頭皮からくり抜くので、どうしても時間がかかります。時間がかかると患者への負担が増えるだけでなく、採取したグラフトの生着率にも影響があります。

一般に採取したグラフトは移植されるまでの間、生理食塩水などの培養液の中に浸されて低温保存されますが、その保存時間が長ければ長いほど、損傷を受けるリスクが高まります。

そのため、FUEのような時間のかかる手技では、それほど植毛数を増やせないそうです。

もちろん、アイランドタワークリニックのようにFUEばかりに特化して自毛植毛をしている専門クリニックの場合、その手技への熟達度も高いでしょうから、それなりの植毛数を増やせるのでしょうが、それでもFUTよりも時間がかかることは否めません。

なぜわざわざ、生着率と言う植毛後の仕上がりに直結する要因でリスクを冒してまでFUEでやる必要があるのでしょうか?

なぜFUEに固執するのか?

もちろん、後頭部の傷痕を気にしているという患者側のニーズもあるのでしょうが、彼らのカウンセリングを受けているとあたかも、FUTの傷は、失敗例の写真を見せて強調し、FUEの傷はほとんどないかのように話してきます。

実際はFUTの傷は、しっかりしたクリニックでやればきれいに隠せる方法がたくさんあります。また、FUEでも傷が線にならないだけで、実際は無数の数千に上る丸い小さな傷痕がぽつぽつと残ります。もちろん、髪形を坊主にしたりすれば見えてしまうのは一緒です。

ではなぜそれほどまでにFUEに肩入れするのでしょうか?ここからは推測になりますが、

儲かるから

だと思われます。なお、このFUE偏重のトレンドはアメリカでも起こっているそうで、世界的権威の自毛植毛の医師が、金儲けと断罪しています。

実際日本では、FUEの治療費はFUTの2倍ですから、金儲けには非常に効率的な手技です。しかも移植グラフト数が増えれば増えるほど治療費が上がっていきます。

アイランドタワークリニックでは1グラフトの移植につき1,200円取ります。1千グラフトで120万円、2千グラフトで240万円という具合です。

なので、無理してでも大量に植えようとします。元々大量の植毛にはリスクのある手技ですから、その無理がたたると生着率と言う植毛手術の根幹にかかわる問題が出てきます。

このリスクについてちゃんと話していないという点でアイランドタワークリニックにはインフォームドコンセント上問題があると言わざるを得ないでしょう。

 

参考資料

タグ:アイランドタワークリニック自毛植毛 評判

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