アイランドタワークリニック問題点

アイランドタワークリニックの何が悪い!

みなさんはアイランドタワークリニックの事をある程度知ってますよね。だから検索でここまでたどり着いたんでしょうから。

一応軽く説明しておくと、アイランドタワークリニックとは、日本で自毛植毛手術を受ける人の60%以上がこちらで受けると言われているほどの大手自毛植毛専門病院の事です。

東京だけでなく、名古屋や大阪、福岡にもクリニックがあり、自毛植毛専門クリニックとしては全国規模で展開している最大の病院チェーンと言っても過言ではないと思います。実際、私もここに診察してもらいに行きましたが、素晴らしい病院でした。

自毛植毛は、後頭部や側頭部の一生抜けない髪の毛(と周辺組織)を前の薄くなった場所に移植する治療法で、植えた毛はほぼ100%、一生生え続けるという、薄毛・AGAに悩む僕らにしてみたら夢のような治療法ですよね。その治療にかけては日本でダントツ一番なのがアイランドタワークリニック。

なのですが、ちょっと日本全体、自毛植毛市場全体に対する影響力がそれだけ「強すぎる」ために、自毛植毛を受けたいと思う人たちに、誤解を生むような存在になってやいないか?という危惧を持っています。

実際、私はアイランドタワークリニックとその系列病院(厳密な意味での”系列”ではないんですけど”卒業生”がやってる病院)にもカウンセリングに行ったのですが、今思い返してみると、まあ、口々に似たようなことを言っていて、それが見事に同じように偏ったカウンセリングだったなあと思います。

ただ、当時はこれだけの大手クリニックが言っているんだから、間違いない!と全幅の信頼を置いていましたので、一つたりとも疑いませんでした。実際、他の病院に行かなかったら分からなかったと思います。それだけ、自毛植毛治療にかけては説得力ある存在なので、僕のように偏った情報をうのみにしている人はたくさんいるでしょう。

勘違いして欲しくないのですが、アイランドタワークリニックで自毛植毛を受けて失敗するとかそういう事を言いたいのではありません!私も行きましたが非常にサービスも気持ちよく、見せてもらった症例写真はどれも素晴らしかったので相当腕も良いんだと思います。

でも、もしかしたらもっと良い選択があったかもしれないという点を、ここの病院または系列病院では患者は知らされないんです(少なくとも僕はそうでした)。それは隠しているとか、騙そうとしている、というよりは、そういう方針の病院だからです。

100人自毛植毛したい人がいたら、60人以上はこちらに行く訳ですから、ベターな選択をできなかった人の数も相当いるんじゃないでしょうか?

この偏った情報のまま最善の決断をできないまま、何百万円かのお金をかけて、限りある移植グラフトを使うという重大な決断をするのは、ちょっとうまくないなあ思ったわけです。医療の世界でいう所の「インフォームドコンセント」的にどうなんだろうという事です。

それが、このブログを書こうと思った理由です。

 

レイザーラモンRG並みに本題を引き延ばしているので、

だから、なにがおかしいんだよ!”偏ってる”って何がだよ?

ってみなさんイライラしてると思います。ズバリ言います。それは、自毛植毛に関することでもあり、AGA男性型脱毛症の治療に関することでもあるんですけど、

早く言えよ!

分かりました。それは、

 

なんと、

 

マジか、

 

そうです、

 

 

 

FUEしか“やらないところ。

 

 

 

・・・・

 

ん?それだけ?

それだけです。

それの何が悪いんだよ?FUEって最新の手術方法だぞ!それがダメってどういう事よ?

それは、お話を聞いてもらえばわかってもらえると思いますが、こういう事なんです。

 

 

それは次回に。

 

アイランドタワークリニックは必要ない人にも植毛を勧めていないか?

前回、最後っ屁のようにお伝えした「FUEしかやらないところ」の意味をちょっと噛み砕いて説明しますね。

自毛植毛しか勧めてこない

アイランドタワークリニック、およびその系列の自毛植毛クリニックに行くと分かりますが、間違いなくあなたは自毛植毛を勧められます。たとえホームページに

何が何でも自毛植毛!のクリニックではありません。薬で十分な患者様には、薬物治療をお勧めします。

と書かれていようと、無料カウンセリングの最初から最後までずっと自毛植毛手術を勧められるはずです(本当に薄毛ではない人の場合はさすがに勧めないかもしれませんが・・・)。

自毛植毛をしなくても良い人にも、勧めているということですね。それどころか、自毛植毛をしてはいけない人にも勧めている可能性もあるかもしれません。

自毛植毛をしなくても良い人?

自毛植毛までせずとも薬物治療で十分な発毛効果の見込める人がいます。私が参考にしているこちらのAGAクリニックや自毛植毛クリニックを紹介しているサイトではアメリカの毛髪再生医療の権威の意見を豊富に載せていますが、その医師によると、大体5~6割の人はフィナステリドという薬で十分な効果がみられているとのこと。現状維持でよいとするなら9割以上の人で効果があるという事です。

俺は増やしたいんだ!

って人への効果だけをとっても5~6割なわけですから、下手したら4~5割の人は自毛植毛をしなくても良いことになります。

実際は、そこまで多くないとは思います。自毛植毛に行くくらいですから、薄毛に悩んでフィナステリドやミノキシジルといったAGA治療薬をそれまでに使った人も多いでしょうし、その効果に満足できなかったために自毛植毛クリニックに足を運んだんでしょうから、そういう人は自毛植毛の候補になると思います。

ただ、薬物治療にもまだ手を出しておらず、実は患者本人が思っているほどAGAが進行していない人にも、薬物治療を勧めることなく自毛植毛を勧めていることが問題なんです。

そんなことするか?

されました、私が。もしやっていたら、次のような”しなくても良い”負担を背負いこむことになってました。

身体への負担

自毛植毛は頭皮を切り取る手術です。手技がFUTであろうがFUEであろうが、頭皮の毛根組織ごと切り取って、薄くなったヵ所に移植するという意味では、手術であることには変わりはありませんので、非常に安全だとは言え、身体には何らかの負担がかかります。

精神的な負担

手術をするのは怖いです。できればしたくありませんよね。しかも「後々の人生で植毛していることがバレたらどうしよう」という”うしろめたさ”を一生抱えて生きていくことになります。手術直後は、傷跡が赤くなったり、FUEだと後頭部を刈り上げたりしているので、発覚リスクが高いですから、その心労も大変なもの。しなくて良いならだれもが避けたいですよね。

高額な植毛手術費

それに非常に高額です。アイランドタワークリニックでFUEというメスを使わない方法で1,000株(≒2,000本)の毛根を植える場合、151万2千円かかります。1,000株程度の植毛を勧められることあまりないでしょうから、実際はもっと高額で200万円、300万円です。新車の車を1台買えるほどの額ですね。それを本当は払わなくてよかったら?と考えたら腹立ちませんか?

 

こうしてしなくても良い身体的・精神的・経済的負担を背負わされている人を輩出しかねないポリシーに問題があると感じています。

 

さらに、

自毛植毛をしては”いけない人”にまで勧めていないか?

という問題があります。

こっちの方が重大ですが、これは次回に。

 

タグ:アイランドタワークリニック自毛植毛 評判

アイランドタワークリニックはFUTの方が良くてもFUEを勧めてる?

一番最初のブログ記事で、アイランドタワークリニックのいけないところは

FUEしかしない所

と書きました。その”心”はということで、続く記事で

まず、自毛植毛ありきで必要のない人にまで勧めていないか?

そして、最後に今回の記事の内容になります。

FUTの方が良くてもFUEを勧めていないか?

FUEとは自毛植毛手術の方法で、移植するための毛穴の組織を後頭部から採取する時にメスを使わずに、1つ1つ特殊な機器を使ってくりぬく主義です。

これまで主流だったFUTというメスで頭皮を帯状に切り取る手技に比べ、痛みも少ないし、傷跡も目立ちにくいという事で患者からも人気の手技です。

ただ、この手技にはデメリットもあります。

採取グラフトのダメージで生着率が低い

移植する毛穴組織を頭皮からくり抜く時に、途中で切断してしまったり、必要な組織を全部取り切れずに毛穴組織が傷つくこともあります。

それだけに、移植後の毛穴組織の生着率が下がる傾向があります。

一方FUTは切り取った頭皮を顕微鏡下で丁寧に切り分けていくので、毛穴組織が傷つくリスクがぐっと下がります。

そういう意味では、どうしてもFUTのメスの痕がイヤだとかでないなら一般にはFUTを勧めるべきだそうです。

時間がかかるので大量植毛に向かない

一つ一つ毛穴組織を頭皮からくり抜くので、どうしても時間がかかります。時間がかかると患者への負担が増えるだけでなく、採取したグラフトの生着率にも影響があります。

一般に採取したグラフトは移植されるまでの間、生理食塩水などの培養液の中に浸されて低温保存されますが、その保存時間が長ければ長いほど、損傷を受けるリスクが高まります。

そのため、FUEのような時間のかかる手技では、それほど植毛数を増やせないそうです。

もちろん、アイランドタワークリニックのようにFUEばかりに特化して自毛植毛をしている専門クリニックの場合、その手技への熟達度も高いでしょうから、それなりの植毛数を増やせるのでしょうが、それでもFUTよりも時間がかかることは否めません。

なぜわざわざ、生着率と言う植毛後の仕上がりに直結する要因でリスクを冒してまでFUEでやる必要があるのでしょうか?

なぜFUEに固執するのか?

もちろん、後頭部の傷痕を気にしているという患者側のニーズもあるのでしょうが、彼らのカウンセリングを受けているとあたかも、FUTの傷は、失敗例の写真を見せて強調し、FUEの傷はほとんどないかのように話してきます。

実際はFUTの傷は、しっかりしたクリニックでやればきれいに隠せる方法がたくさんあります。また、FUEでも傷が線にならないだけで、実際は無数の数千に上る丸い小さな傷痕がぽつぽつと残ります。もちろん、髪形を坊主にしたりすれば見えてしまうのは一緒です。

ではなぜそれほどまでにFUEに肩入れするのでしょうか?ここからは推測になりますが、

儲かるから

だと思われます。なお、このFUE偏重のトレンドはアメリカでも起こっているそうで、世界的権威の自毛植毛の医師が、金儲けと断罪しています。

実際日本では、FUEの治療費はFUTの2倍ですから、金儲けには非常に効率的な手技です。しかも移植グラフト数が増えれば増えるほど治療費が上がっていきます。

アイランドタワークリニックでは1グラフトの移植につき1,200円取ります。1千グラフトで120万円、2千グラフトで240万円という具合です。

なので、無理してでも大量に植えようとします。元々大量の植毛にはリスクのある手技ですから、その無理がたたると生着率と言う植毛手術の根幹にかかわる問題が出てきます。

このリスクについてちゃんと話していないという点でアイランドタワークリニックにはインフォームドコンセント上問題があると言わざるを得ないでしょう。

 

参考資料

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